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冬のラ・マティエールドクターマナさんのレモン部日記ご購読者様限定!ニーム核油かす50gを1円でご提供(お一人様1点限り【メール便対応可能】
オススメ度
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日記を購読のお客様限定、お一人様1点限りの商品です。 レビューで部員さんへの応援メッセージがあると、とっても「いいね!」うれしいです。メール便・160円 ※苗木や肥料、資材との同梱の場合、宅配便でのお届けになります。その場合、宅配便の送料になります。 ※【メール便対応可能】記載の商品だけをご注文の場合のみメール便のお届けが可能です。 ※メール便では代引はご利用できません。 ※メール便は配送日時の指定ができません。(速達対応不可) ※メール便の場合、ポスト投函のため投函後の紛失はお客様責任となります。 メール便についてのご説明はこちら。 初めての方は必ずお読みください。 ニーム核油かす 害虫よけとしてだけでなく、肥料として用土の力を長く保ち、庭木や果樹に生育に大きく貢献してくれます。 成分分析や使用法など詳しい商品説明はこちらをご覧ください。冬のラ・マティエール ドクターマナさんのレモン栽培日記(2012年3月1日) 2012/3/4(日) 22:12 の日記 花ひろば顧問 高井尽様 レモン部一期生2番ドクターマナです レモン部の皆さん今日は 小田原にある小さくて可愛いがとびきり上等のフレンチレストラン、ラ・マティエールについて、小生はこれまで 2011年7月15日(日)の日記で4月30日(月)の春のラ・マティエールを、 2011年9月16日(日)の日記で7月31日(火)の夏のラ・マティエールを、 2012年1月18日(水)の日記で2011年11月28日(月)の秋のラ・マティエールを、 紹介しています 秋のラ・マティエールの日記の最後に『今年の春の前に,もう1度冬のラ・マティエールを報告できたら良いなぁと思っています』と書きましたが、幸運にも最近冬のラ・マティエールを訪れる機会がありましたので今日はその報告をします ラ・マティエールの料理とワインの選定の特徴は西村シェフがギリギリの時間で日替わり(週替わりでない!)で料理のメニューを決定し、そのあとでマダムがシェフのメニューに最適なワインを選ぶ事です これって凄いことでシェフもマダムも余程の実力とお互いの信頼感がないと成立する物では無いことはレモン部の皆さんもお分かりになるのではないかと思います 以前に書きましたが小生のかみさんはソムリエですが、出てきた料理に合わせたワインをワインリストから選ぶ必要が無いので食事が凄く気楽だと言っています 今日の日記では食事とワインの取り合わせの機微もお楽しみ下さい 最初の写真です 2012年2月7日(火)夜撮影 写真左上:食前酒として出てきたのが アグラパール クリュ ブラン・ド・ブラン 100%シャルドネ製の混ぜ物をしていないシャンパーニュ(Champagne)です ニールベケットさんの『死ぬ前に飲むべき1001ワイン』に登場する特級ブランドです 以前小生はチーズなど食品の名前は産地で呼ぶと書きましたがシャンパーニュも同様です コニャック村のお酒なのでコニャックで、ブランデーとは呼びません シャンパーニュ地方の酒なのでシャンパーニュです 従って日本で良く言うシャンパンと言う言葉はフランスにはありません バター(Beurre)はエシレのバターです こちらは海藻入りでない方の無塩バター 載っている皿は前回紹介した宮城県雄勝町の玄晶石皿 凄い皿です エシレのバターは多分ラ・マティエール亭の定番になりつつあるみたいです 小生は少々へそ曲がりなので自宅の定番はノワールムティエの塩の結晶入りバターです これも以前の日記で紹介しましたね 次の写真です  写真下:アミューズです 帆立とプンタレッラのサラダ 自家製カラスミ添え 玄晶石皿の上に載っています とうとう此処まで来たか! 勿論レモン部の皆さんはカラスミをご存じですよね カラスミはボラを捕ってきて卵巣を取り出し、塩漬けした卵巣を後日適度に塩抜きし、日干しで乾燥させた超高価な珍味です サラダの左右にスライスが見えますね 処でレモン部の皆さんはプンタレッラってご存じですか? つくす先生は知ってますよね? イタリアの冬野菜です カタローニャと言う野菜の芯の部分です 少し苦みがありますね クルクルと巻いている感じ 生帆立も超美味い! 次の写真です  写真左上:最初のオードブルです 冬野菜の代表として蕪(かぶ)が出てきました 蕪のムースと蕪の葉ジュレ! 雲丹とローストココナッツのフォーム カプチーノ仕立てですね 今の時期小生の頭の中では蕪と云えば蕪の糠味噌漬け位です どうやって蕪と雲丹が合うんだ? 多分両者が自己主張しないからなんでしょうね 参りました! こんな小さな器の中に小宇宙が詰まっています 写真右下:最初の白ワインです この辺から出てきた白ワインがムルソー・レ・クリオ 1999 デュ・メッセイ 小生はブルゴーニュの白の代表格ムルソーを1995年製位からこれまで何本か飲んできましたが、こんなに主張のあるムルソーは初めてでした 此処まで熟成して麦藁(むぎわら)色から黄金色に変わったムルソーは初めてでした 味も経験したことがないような濃厚な物に変化を遂げています ウーンこんなムルソーが有ったのかぁ! ソーテルヌに近くなったブルゴーニュでした ギリギリの熟成 来年まで待ったらこの味は過ぎ去ってしまうと思います 次の写真です 2番目と3番目のオードブルです   写真左上:ラングスティン(あかざ海老)のクリュ(生)とキャビアのピラミッド仕立て 確か九州のあかざ海老とキャビアです やはりキャビアが頂点なんですね あかざ海老は西伊豆駿河湾も産地です 写真右下:西伊豆の黒鮑とタラの芽(写真中央)・こごみ(写真左)のソテー ポルチーニのソース オリーブの砂がけ 砂の構成は黒オリーブ、パンデピス、ニンニクとスパイス パンデピス(Pain depices)というのはスパイスがタップリ入ったパンのことです タラの芽やこごみなど山菜のえぐみが全く感じられません 山菜は春を先取りした感覚でしょうか ポルチーニ茸のソースは写真右下に見える茶色の部分です 次の写真です お魚料理が出てきました 写真左上:黒陸奥のムニエル 真鱈のグランダードとソースビスク ムニエルは小麦粉をまぶした魚のバター焼き ムニエルの下に見えるグランダードは鱈のすり身とポテトを合わせた物です ソースビスクは海老や蟹の殻で出汁を取った濃厚な海のソースです(写真のオレンジ色の部分)緑のソースは確かブドウのオイルシード 全て冬の海産物の競演です!  写真右下:途中箸休めで出てきた柚(ゆず)のグラニテ(シャーベット)です 柚も出荷は11月頃からですが、冬の柑橘ですね 次の写真です 此処でマダムは次の肉料理のために3種のワインを用意していました 写真左上:ブルゴーニュワインのボーヌ・ロマネ ドネーヌ モンジャール・ムニュレ 2006年製 写真右上:ブルゴーニュワインのジブレ・シャンベルタン クロードデュガ 年代は書き忘れ 2000年初頭と思います 写真右下:ボルドーのシャトー・ド・レイニャック イヴ・ヴァテロ氏が作る。ボルドーを流れるガロンヌ川に挟まれた中州で採れる超優良ワインです こちらも年代記入忘れ ウーン悩むなあ 3本共に空ける訳にはいきませんので、小生達は悩んだ末、写真左上のボーヌ・ロマネを選びました 後の2本にも未練タップリです 次の写真です お肉料理とデザートです 写真左上:今日のお肉料理です 小生のためにスモールポーションと成っています 写真の右側が子羊のロティ 鴨のフォアグラのポアレ載せ 更に黒トリュフとグリュイエール・チーズを載せて赤ワインソースで 写真右側が無農薬の蕪とパープルキャロットのトリュフ風味の付け合わせです 羊の臭み全くなし! 写真はこうなんだけれど作る時はまずソースを敷いて、次に。。と家を建てるみたいに料理を作っていく訳でしょ 凄い創造力だよね! 出来上がりが最初にある訳ではありません 何度も西村シェフに乾杯!! 写真右下:今日のデザートです バローナのキャラメリアのムースとキャラメルアイス エスプレッソのソース添え ウーン凝っているなぁ 今日も小生はデザートまでいただいてしまいました 次の写真です 小生らは少し話しの続きがあったのでデザートの後、食後酒もいただいてしまいました 写真左上:Marc de Bourgogne ドメーヌ コント・ジョルジュ・ボギュエ 所謂ブルゴーニュのマールです ブランデーではありません 葡萄酒を取った後の搾ったブドウの皮から造った蒸留酒 アルコール度はウイスキーと同じく45度位有ります 勿論ブドウの香りがします 小生宅にも数本ストックがあります 写真右上:カルヴァドスです 写真は シャトー・ド・ヴルイユ・カルバドス レゼルブ・ド・サンカンテナリー 30年物です カルヴァドスは林檎酒から作った蒸留酒 林檎の香りがしますよ 写真下:紅茶です 懐かしいフランスのマリアージュ・フレールのマルコポーロです パリのユダヤ人街、マレ地区(パリ3,4区)に本店があります パリ在住時にブランチを何回か食べに行ったので、懐かしく思い出しながらいただきました ギャルソンの麻の制服が格好良かったなぁ  今夜はまさに冬のラ・マティエール 冬のフレンチでした! これで小生はラ・マティエールについては春・夏・秋・冬の四季に亘って紹介してきたことになります レモン部の皆さんが神奈川県小田原にお出でになることがあったら、リーズナブルなお値段で是非ラ・マティエールでのフレンチ・キュイジンをお楽しみ下さい ドクターマナさんの部室はこちら!! 顧問のコメント ドクターマナさん。こんにちは。 へー。シャンパーニュはシャンパンではないんですね。知らなかった・・・。勉強になります。プンタレッラも知りませんでした・・・。ドクターマナさんの日記は「おいしんぼ」などの料理漫画に匹敵する解説量です! 3月6日記入 >>詳細を見る